ヘデントール有馬記念特別登録事件続き

 1日明けて大反響になってしまったので、逆に今回の事件について出資者に請求せず、損失補填にも当たらないと整理する方法を何とか考えてみようの会。ここから入れる保険はありますか…?🥺

※全て個人的な見解、考察であり、正確性を担保するものではありません(当たり前ですが。)。また元にしている情報の正確性は保証しません。

そこんとこよく注意した上でこういう考え方もあるのねという形でご覧下さい⚠️


まずはクラブが代わりに財布を痛めて負担する場合

▶損失補填の可能性あり。これは昨日言った通り結構ハードル高い。


クラブは全く知らん!!調教師が独断で勝手に登録したんだ!!として調教師に払わせる場合(調教師以外に払わせるのは関係性が意味不明だからまじで無理だと思う。)

▶これは昨日記事を書いた金融商品取引法の損失補填とは別のお話になります。一応この方法なら耐える可能性がありますね。ただ、全く問題なく絶対いけるかと言われると結構問題点もあります。

そもそも特別登録料は、「競馬に馬を出走させようとする者から〜徴収することができる」(競馬法18条1頂)とされている🤔

そしてここでいう競馬に馬を出走させようとする者は馬主であるクラブで、調教師はその代理業務をしているという事になるわけだから、クラブに支払い義務があるというのが普通なはず…まぁ実際の内部の運用は分からないところなので正確なことはなんとも言えないですが…

調教師がそもそもポケットマネーで出してそれをクラブには請求しないでおくっていうのが1番簡単に考えられるけど、それって競馬法の文言とはズレるような気もする。「競馬に馬を出走させようとする者」じゃない人から徴収してることになりそうだし(ここまでは昨日書いた通り)。これがもし出来るんならめっちゃ楽。これは金融商品という枠を飛び越えて競馬法とそれに基づくJRAという組織の解釈、運用の問題。

派生して調教師からの請求をそもそも踏み倒すって方法もある。その手段を本当に取るのか謎だけど。

まぁ勝手にやった事なら請求してこないやろの精神はありうるか…なんか余計黒いけど…🙄


なので浅学な私が考えられる方法としては、クラブから1度特別登録料を出して、調教師側が知らないうちに意図しない運用をしたということで、損害賠償やら契約に基づく責任やらで請求して特別登録料分のお金を回収、あれこれして(ここはマジでわかんない。プロ求。)ヘデントールの競走馬ファンド内では、収入と支出を見ると±0になっているから出資者の負担発生しないよ!とする…?とか…?

この場合って請求としては特別登録料分が、収入としては回収した金額分が入る事になると思われるので、請求はあるけど実質負担0ということになってしまうのでは?競走馬ファンドの会計上請求がそもそも行かない上手く処理する方法ある?教えて詳しい人🫠


(ただこの場合にはめちゃくちゃ大きな問題点があって、完全にクラブが知らないところで調教師の独断で意図しない運用をされたという事を暗に示してしまう事になるのではないか?という疑念がわく。もしクラブが関与(認知)していたら、特別登録料分を調教師側に負担させるなんて事は基本的に出来ないので…🙄

もしそうなると色々困ってしまうところもあるような気がする。)


また、これって今後ものすごく悪用されかねない怖い運用な気がしていて、特別登録した後に結局違うレースに出るような場合、いや、知らないよそんなこと。君が勝手にやったんだよね?払えよ?と力のある馬主側から仮に言われると調教師は事実上逆らえないから(もしこんなことあったらめっちゃ問題なんだけどね…)、特別登録の費用を実質踏み倒す事ができるようになってしまうような気もする。

仮にそれ自体が無効で支払い義務ありますよーとなっても、じゃあ全部転厩させますね〜となったら調教師は結構きっつい。

むっちゃ昭和のパワハラ思考だけどね…今だと大問題になるから大丈夫か…?🤔


今後どのような流れになるのか個人的には結構目が離せない。何回も言うけど出資者は怒るだろうけど可能性はあったということにして支払っちゃうのが丸い…🙄

妙案求む!!!!内部運用に詳しい方!!!

コメント

  1. はじめまして。興味深く読ませて頂いております。

    今回ご指摘されている「競馬に馬を出走させようとする者から〜徴収することができる」に関してですが、
    クラブ馬と個人馬主馬の違いがあるということは承知しておりますが、ヒシミラクル号の菊花賞出走の際の追加登録を調教師が事後承諾で行い登録料を肩代わりした件に倣い、
    今回のケースでも調教師が「ヘデントールは絶対に有馬に出走できるぐらい怪我の治りが早いんだ!馬主(クラブ)はヘデントールを見くびっているが調教師である自分はヘデントールの潜在能力と回復力を信じている!!!!!」と信じ切って出走登録を行った…と仮定した場合はどうなるでしょうか?(あくまで仮定です)
    個人馬主の所有物であるヒシミラクル号の能力を信じ切って肩代わりした件と、金融商品であるヘデントール号の能力を信じ切って肩代わりする仮定だと、どのように差異が生じるかについて興味があるので、お時間があるならば考察してみて頂けないでしょうか?

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